UdemyBusinessを入社初日オリエンテーションに導入した話
こんにちは。クラスメソッドグループの総務を担当しているダニーです。 当社では、入社初日オリエンテーション(以下オリエン)について、在宅勤務による対面(Meet)でのオリエンを行うと同時に、UdemyBusinessを利用して新入社員自身で学習を進めるオンボーディング方式のオリエンを採用しています。 今回は、UdemyBusinessを入社初日オリエンに導入した事例をご紹介します。
UdemyBusinessとは
Udemyの定額・学び放題の法人向けサービスです。 法人向け6,000講座が学び放題で、いつでもどこでも学習できるオンデマンドな学習環境を整えることができます。 その中でも当社は「オリジナル講座」に注目し、2021年10月より新入社員向けオリジナル講座を登録して、新入社員自身で学習を進めるオンボーディング方式でのオリエンを実施しています。
オリジナル講座って何?
UdemyBusinessが法人専用の管理機能で提供するオリジナル講座の登録し放題プランです。 自社専用の講座を、動画ファイルやリンク・PDF等でラーニングパスを用意することができます。 ここで登録した内容は、社外には非公開なので社外秘の情報、仕事上の情報などを書き込むことができます。
導入事例からみる3つのメリット
実際に新入社員向けオリジナル講座の導入事例からの3つのメリットをご紹介します。
情報の優先度を整理
当社は、これまで実施していたオリエンで、制限された時間内で研修を行うため、新入社員に多量の情報をインプットしていたため、インプットさせた情報が定着していないということを課題として抱えていました。 研修では、入社初日から最大パフォーマンスを出すための施策として、UdemyBusinessを用いて新入社員自身のペースで学習を進め、社内業務の理解を促進できればと思いました。
そこで、新入社員に知ってほしい情報を優先度に応じて三つのラーニングパスで発信しました。
Part.1には、これだけは必ず覚えてほしい情報をまとめています。例えば、当社はISO/IEC27001(ISMS)を取得しており、合格ラインに達した社員から業務を開始しているので、このように重要度が高く緊急度も高い情報はPart.1にまとめています。
また、重要度は高いが緊急度は低い情報やタスクは、Part.2の方に構成し、入社後一週間内で視聴を推奨しています。社員全員が在宅勤務をしているため、オフィス利用における留意事項や各種アンケート等がPart.2に該当します。
最後に、重要度も緊急度も低いが、知っていたら得する情報は、別のフォルダーにまとめて発信しています。
これにより、研修実行者側は時間に追われることなく、新入社員もご自身のペースでご業務時間内にいつでも何度でも繰り返し受講することができるので、メリハリを付けて働く事ができます。
進捗状況の確認
UdemyBusinessは、ラーニングパス毎にユーザーのアクティビティが閲覧できます。 研修実行者側は、登録したラーニングパスのユーザー毎の進捗状況(完了率・終了日等)をCSVでダウンロードできます。
サイトで既に一目でわかるインタフェースを採用していますが、CSVファイルを提供することにより、少し加工を加えるとユーザーやチーム毎に・ラーニングパス毎等さらにいろいろなことがわかるようになります。 また、コース別・個人別に受講履歴・進捗状況等が確認でき、未受講者にはリマインドメールをするなどフォロー体制を整えることができます。
アカウントの循環
当社は新入社員枠で40アカウント以上を確保しており、エンジニア・バックオフィス等ポジションを問わず、入社してから3ヶ月間の利用を可能としています。 この期間のうち、新入社員は業務に直結する講座や、他の社員が作成したおすすめのプレイリストをご自身で受講することも可能です。
3ヶ月間の利用期間が満了すると、社内選考を通じて継続で利用することもできますし、利用がない場合は次の入社者にアカウントを循環させることもできます。
まとめ
当社はいつでも新入社員が最大パフォーマンスを出せるような環境作りを心がけています。 その一環として導入しているUdemyBusinessの利用事例を紹介してみました。 前述したメリットを踏まえながら、オンボーディング形式の研修を実施してみてはいかがでしょうか。 最後までお読みいただきありがとうございました!
アノテーション株式会社について
アノテーション株式会社は、クラスメソッド社のグループ企業として「オペレーション・エクセレンス」を担える企業を目指してチャレンジを続けています。「らしく働く、らしく生きる」のスローガンを掲げ、様々な背景をもつ多様なメンバーが自由度の高い働き方を通してお客様へサービスを提供し続けてきました。現在当社では一緒に会社を盛り上げていただけるメンバーを募集中です。少しでもご興味あれば、アノテーション株式会社WEBサイトをご覧ください。